どうも弁護士のスヌスムムリクです。
前回ご紹介しましたが、「弁護士の転職活動」について、以下のとおり、数記事にわたって特集を組みたいと思います。
<特集内容>
4.円満退所に向けた対応
本記事では、「4.円満退所に向けた対応」について述べていきます。
なお、ボスや他の所属弁護士との相性が悪くて退所される方の場合には、参考にならないかもしれません。むしろ、そういう方は、深く考えず、なるべく早期に退所しましょう笑
4.円満退所に向けた対応
無事に転職先が見つかった場合には、ボス(パートナー弁護士)に退所の意向を伝える必要がありますよね。
ただ、意外とボス(パートナー弁護士)への退所の意向の伝え方って悩むものなんですよ。私の場合、転職活動を始めた初期段階から悩んでましたからね。
私が悩んでいた理由は、単純明快です。
それは、①退所の意向を伝えてから退所するまでの間、働きにくくなるのではないかという懸念や、②将来、仕事をする中で顔を合わせることになった場合に気まずいのではないかという不安、③自分が退所した後、弁護士の欠員補充を図るまでの間、他の弁護士に迷惑をかけてしまうことへの後ろめたさなどです。
これは特に小規模法律事務所の場合にはより顕著になるでしょう。
しかし、実際に退所してみた感想としては、上記悩みは杞憂にすぎませんでした。実際、①や②は従前の他の所属弁護士との人間関係によりけりですが、③の弁護士の欠員補充の点はボス(パートナー弁護士)が考えることですからね。
ですが、なるべく円満に退所できるに越したことはないので、以下では、私の体験や知人の話を踏まえ、退所の意向を伝えるタイミングの具体例を紹介します。
<私の場合>
タイミング:退所4ヶ月前
転職先:未定
<A弁護士の場合>
タイミング:退所2週間前
転職先:確定(社内弁護士)
<B弁護士の場合>
タイミング:退所2ヶ月前
転職先:確定(社内弁護士)
<C弁護士の場合>
タイミング:退所1ヶ月前
転職先:確定(社内弁護士)
<D弁護士の場合>
タイミング:退所6ヵ月前
転職先:確定(独立)
上記具体例ではタイミングにバラツキがありますが、実際の引継ぎ期間などを考慮すると、やはり、退所の3ヶ月前には退所の意向を伝えておきたいところです。
以上、「弁護士の転職活動」という特集内容からすると蛇足ではありますが、一応、記事を書いてみました。
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