弁護士によって裁判の結果が変わる?!

弁護士業務
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 どうもスヌスムムリクです。

 さて、皆さんは、弁護士によって裁判の結果が変わると思いますか?

 結論からいうと、例外はあれど、いかに有能な弁護士でも黒を白にすることはできません。

 弁護士の力量で結果が変わるのは、判断が分かれるような五分五分のケースです。

 以下では、裁判の結果を分ける重要なポイントを挙げていきます。

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ポイント1 証拠の豊富さ

 証拠には、書証と人証があります。

 書証とは、例えば、契約書や領収書、見積書や論文等の文献などです。 

 人証とは、証人尋問等における証人の証言や当事者本人の供述です。 

 裁判では、証拠に基づいて事実を認定しなければならないというルールがあります。

 そのため、大前提として、自分の主張を裏付ける証拠がなければ話になりません

 特に重要なのは書証で、契約書などではなくても、紛争になる前に作成してた議事録やメールのやり取りなども有力な証拠になり得ます。

 また、有力な証拠がなかったとしても、証拠を積み重ねることで立証に成功する場合もありますので、やはり、証拠の豊富さは重要なポイントです。

ポイント2 主張内容の説得性・合理性

 証拠が豊富に揃っていたとしても、それだけで裁判に勝てるわけではありません。

 裁判では、当事者が主張していない事実については、裁判の基礎にできないというルールもあります。

 そのため、いかに証拠が豊富だったとしても、何も主張しなければ負けてしまいます。

 さすがに、弁護士であれば、若手かベテランかに限らず、必要最小限の主張すらしていないというパターンは想定できないでしょう。

 裁判の結果が変わるとすると主張内容の説得性・合理性です。

 白黒はっきりしない事案ほど、この点が大きな意味を持ってきます。

 この点は弁護士の力量がもろに出てくるポイントかと思います。

 そのため、特に専門性の高い分野については、弁護士によって経験は区々なので、その分野の経験が豊富な弁護士に頼むべきです。

ポイント3 弁護士の熱意

 これは、意外に影響すると思います。

 熱意がある弁護士だと、粘り強く主張立証活動をしてくれます。

 逆に熱意がない弁護士だと、さっさと和解して事件を終わらせようって方もいますからね。

まとめ

 いかがでしょうか。

 残念ながら、ドラマリーガル・ハイの古美門みたいな負けない弁護士はいません。

 とはいえ、判断が分かれるような五分五分のケースでは、弁護士の力量で結果が変わります。

 でも、弁護士の力量を見極めるのは難しいですよね。

 そのため、皆さんができることといえば、トラブルが予想されるケースやあれおかしいぞ?!と思ったケースでは、メモを取る、電話ではなくメールを利用するなどの対応をすることでしょうか。

 まぁ、トラブルに巻き込まれないのが一番ですが…

 ではでは。


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