どうもスヌスムムリクです。
先日、吉本興業は、所属するお笑い芸人11人が、5年ほど前に開かれた反社会的勢力が主催する会合に参加して金銭を受け取っていたとして、会合に参加していたとされるお笑い芸人の活動を停止する謹慎処分にしたことを明らかにしました。
最近、この話題で持ちっきりですね。
謹慎処分となったのは、以下の方々…
・雨上がり決死隊 宮迫博之
・ロンドンブーツ 1号2号 田村亮
・レイザーラモン・HG
・ガリットチュウ 福島善成
・くまだまさし
・ザ・パンチ パンチ浜崎
・天津 木村卓寛
・ムーディ勝山
・2700 八十島宏行、常道裕史
・ストロベビー ディエゴ
この話題が出ると、必ずと言って良いほど、「闇営業」というワードが出てきますよね。
でも、この話題を、吉本興業が闇営業をしていたお笑い芸人を処分した事案だと整理するのは不正確だと思います。
闇営業というのは、芸能人が所属している芸能プロダクションを通さずに行う営業を指します。
確かに、通常、闇営業は禁止されておりますので、闇営業が発覚したとなると、当然、芸能プロダクションは問題視するでしょう。
しかし、本件が世間的に大きな問題として取り上げられているのは、闇営業自体ではなく、闇営業の結果、反社会的勢力から金銭を受け取っていたとされているからです。
法務省からも「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」が示されており、反社会的勢力との関係遮断を強く推進しています。
民間企業も、企業倫理として、暴力団を始めとする反社会的勢力と一切の関係をもたないことを掲げ、様々な取組みを講じることを期待されているわけです。
こうした中で、今回の話題は、単なる会社内の規律違反にとどまらず、吉本興業の社会的信用を失墜させるような問題だったということです。
芸能界といえば、先日の大麻問題を含め、何かと黒い話題が目に付きます(芸能人故にメディアで大々的に報道されるからというのもありますが…)。
単に問題となった芸能人を処分するだけでなく、芸能界全体で抜本的な対応をして欲しいですね。
ではでは。
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