どうもスヌスムムリクです。
司法修習生の皆さん、そろそろ就活も落ち着き、二回試験も近づいてきましたね。
東京で弁護士になる予定の方々は、東京弁護士会、第一東京弁護士会、東京第二弁護士会(以下併せて「東京三会」という。)のいずれかに入会する必要があります。
そこで、東京三会の入会時登録料、弁護士会費、10年間の弁護士会費について、紹介します。
東京三会の入会時登録料
東京三会の入会時の登録料はいずれも10万円です。
内訳は、次のとおりです。
①登録免許税6万円
②弁護士会入会金3万円
③日弁連登録料1万円(修習修了直後でない場合には3万円)
なお、登録直後の弁護士会費、日弁連会費、日弁連特別会費(以下「弁護士会費等」という。)の合計は、次のとおりです。
会費 | 日弁連会費 | 日弁連特別会費 | 合計 | |
東弁 | 0円 | 6200円 | 2800円 | 9000円 |
一弁 | 0円 | 6200円 | 2800円 | 9000円 |
二弁 | 0円 | 6200円 | 2800円 | 9000円 |
上記のとおり、登録直後は所属弁護士会費は0円(登録6ヵ月以降から月額4500円)で、弁護士会費等は東京三会一律9000円です。
弁護士会費
その後、弁護士会費は、次のとおり、次第に増額されていきます…
会費 | 1年目~3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目以降 |
東弁 | 4500円 | 9000円 | 1万4500円 | 1万8000円 |
一弁 | 4500円 | 9000円 | 1万4500円 | 1万8000円 |
二弁 | 4500円 | 9000円 | 1万4500円 | 1万8000円 |
10年間の弁護士会費
上記のとおり、登録6年目までの弁護士会費は、東京三会一律ということです。
しかし、次のとおり、10年間の弁護士会費等をみてみると、結構な金額の開きがあります。
弁護士会費 | 日弁連会費 | 日弁連特別会費 | 合計 | |
東弁 | 161万1000円 | 133万9200円 | 33万6000円 | 328万6200円 |
一弁 | 150万3000円 | 133万9200円 | 33万6000円 | 317万8200円 |
二弁 | 153万円 | 133万9200円 | 33万6000円 | 320万5200円 |
東弁と一弁で比較すると、10年間で10万円以上の差が出てきます。
まとめ
以上のとおり、所属する弁護士会によって弁護士会費等の金額が異なります。
また、最近は東京三会に限らず、毎年のように弁護士会費が改定されています。
基本的に改定は若手弁護士に有利になされる傾向にあるので、これから弁護士登録をされる修習生の方々にとっては良い流れかと思います。
ちなみに、入会手続の際に、弁護士会発行の写真付身分証明書を発行するかどうか選択できます。写真の準備が面倒ではありますが、身分証明書は発行しておいた方が良いです。裁判期日のために裁判所に出向いたものの、弁護士バッジを忘れたがために一般来庁者向けの列に並ぶ羽目になりますからね。
なお、余談ですが、東京三会の各ホームページを比較すると、断然、第二東京弁護士会のものが読みづらいです笑
ではでは。
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