どうもスヌスムムリクです。
沖有人氏の以下の書籍を読みました。
マンションは10年で買い替えなさい
サブタイトルは、「人口減少時代の新・住宅すごろく」となっています。
最初、新・住宅すごろく?となりましたが、要は、以前のような住宅すごろく(賃貸アパート→賃貸マンション→分譲マンション→郊外庭付き一戸建て)は変化しており、新・住宅すごろくのルール等を把握しておかないと、失敗するというものです。
本書で触れられている内容は次のとおりです(以下目次を記載します。)。
第1章 住宅コストは賢い人ほど下がる
第2章 自宅マンションを「資産」にする7つの法則
第3章 人口減少時代のマンション購入の極意
第4章 絶対に破産しないローンの払い方・売り方
内容的にかなり面白く、特に第1章冒頭のA太とU介の対比はインパクトがあり、非常に考えさせられました。
本書は、2012年に出版されたものですが、「考え方」自体は現時点でも参考になるものだと思います。
例えば、…
①家族のライフスタイルに応じて一定期間でマンションを買替える
②そのために資産価値が落ちないマンション(新築・築浅)を選ぶ
③資産価値を決めるのは、1に立地、2に立地である
などの指摘がありました。
私も基本的に同感で、私が妻に話していたマンション購入計画もこうした考え方を前提にしています。
なお、沖氏が2018年に出版された著書「2020年以後も勝ち続けるマンション戦略のバイブル」では、次のとおり、見解を微修正されております。
10年スパンと言ったが、その程度が適当であろうというだけで、10という数字にそれほど深い意味はない。子供が幼い頃、ティーンエイジャーのとき、そして社会人になったときの3ステージと考えてもいい。~中略~ 前著では「マンションは10年で買い替えなさい」と述べたが、今は「マンションは10年以内に買い替えなさい」と言わねばならない。
2020年以後も勝ち続けるマンション戦略のバイブル より引用
[こんな方におすすめ]
□ 将来的にマンション購入を予定している人
□ 現在マンション購入を検討している人
□ マンションの資産価値について勉強したい人
マンションに関する書籍は別の記事でも触れていますので、気になる方は、そちらもご覧ください。
ではでは。
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